Sat.  千曲川   あおぎり

  勝つことをのみ数えられし柔道の選手が銀に唇を噛む

diary   It's cloudy today too.
An opening ceremony of the Olympic Games is holding now.
たびたび
   
   ガイドさんのチ・ク・マ・ガ・ワ連呼にバスの中から。長野に入ると信濃川




     
     アルプス連峰からの流れ





     
     窓辺のあおぎり・白馬山山麓



花模様

戸隠でのショウマ

☆ 夕べは鰻を中くらいのをノリさんと分かち合った。なんだか今朝は力が漲る気がする。

☆ 民族服の美しさに旅先では目を奪われるが、今オリンピックの開会式で行進する多くの民族の美しさに驚嘆しながら、世界の平和を思う。

☆ オリンピックのテレビを見ながら、もう3時。パリに電話をしたが、娘は会食の支度で忙しくしていて、早々に切る。息子はキャンプで静岡にいるとメールがあった。
 今柳田、折口のはなしをテレビはやっている。常世から祖霊はかえるが、それは共同体の死で、個人の死ではない、と言うのが折口。
 彼ら祖霊は自分の家に戻って生きる子孫を守るという柳田に対して、死者は死者の集まるところに帰り、家族という制度を超えた共同体でなければ、敗戦を境に魂のゆくえはどうなるのか、500万人の魂の行方である。いま失われた2万人の魂でもある。死者と生きる人との共生は、記憶として持ち続けるところにある。と解説される。
 日本人は、仏教が入る以前からこの死生観を持っていた、という。
 お二人を語る岡野弘彦先生のお声がなつかしかった。短歌研究会でご指導をいただいたお声を。