Thurs.

 南側公園から我が家

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きたえる~むのお茶の時間、歌手のさだまさしさんが話題に。声がいいと褒めて話が弾んだ。次は彼の借金が数10億に及んでそれを返済しつくたということの驚嘆。聞き役に徹して私は少しいい気分。なぜなら彼は少しの間大学の後輩だったから。

そして帰ってから、午後のテレビに内館牧子さんが出ていた。今は古事記国学院で学びたい、とおっしゃる。以前万葉集国学院の講座で受けたことがあったとも仰る。母校の存在価値に触れた思いが懐かしい。

日本古典文学を求めてその昔私も上京した。そこで万葉集(まんにょうしゅう)を受講し、源氏物語今泉忠義(いまちゅう)から学んだ。必修科目なのになかなか単位を貰えずに留年する友人もいた。卒業生の多くが教員につくので、間違った日本語を伝えられたら大変だから、というようなことを今忠は仰った。誰もが夢中になって向かった講義だった。ここで院生は学力をつけたのは間違いない。

岡野弘彦先生からは、短歌研究会の顧問として実作のご指導を受けた。その後先生は皇族方の短歌相談役に上がったので、皇室の方々は先生を通して妹弟子のような親しみを得た。

先輩には甲村秀雄氏がいて、渋谷道玄坂の喫茶店やちよでの歌会は沸騰した。濃い大学生活が懐かしい。