Sun. 教え子と息子
くずれんとして傾ける裏口のバラを写してひとりが発てり
キョウコが帰って行き、また二人の生活に戻って、疲れがドーッとでた。ノリさんも同じでフラついた。
青年が教え子の母と訪ね来て夢語りいる若さはまぶし
突然卒業生が息子さんと来訪。新宿からバスでやってきた。5人の子供のご長男が24歳とは心強い。溶接工として働いている。彼は学校の先生になりたいといっている。こころのなかにいい先生が住み着いている。応援したくなる。笑顔が爽やかで片思いなんだが、と断って美人さんの写真を披露してくれた。こんな大きな教え子の子供との出会いは初めてだが、孫がいたらこんな風に訪ねてくるのではないか、とうれしくなる。そう、今や私の孫たちは全国に、世界各地に育っているんだなあ。