日にふたつ新しき単語学べよと英国人の若きが諭す Write one or two words a day along with a sentence. 夏向きに涼やかな斑入り植物が出回る。ミズヒキもそう。よく殖える。このまま１輪ざしにさしても絵になる。たで科かしら、赤い茎がおもしろい。

鬼が棲む男鹿半島の断崖を飛び込まんとし鬼ゆりゆれる 花にご執心のＳさんと電話で、男鹿フウロから始まって寒風山の植物に話題が及ぶ。梅鉢草は、山野草の中でもとりわけ品のある５弁花。せんふり、しゃじんの類など、３００メートルクラスの山にしては花の…

ゼロコンマの利息の嵩を計算機つかわずにする午後のけだるさ 予報が的中して雨続き。せめてさわやかな香りをお届けします。アップルミント。ミントティーにでもどうぞ。 昨日は郵便局と３銀行の利率を調査。これが意外なことに全部ちがうことを発見。３か月…

セルホンにパリ祭の風吹いている こんな花が咲く庭って・・かつて造園家の手による面影は灯篭くらい。でも好きだから根こそぎ、というわけにはいきません。野にある名花の一つでしょう。

八敗はなんとも悔し豪風の郷土は小兵の押し出しを待つ ７月２７日産経花壇の小島ゆかり選より 今君が書架に戻した空色の背表紙を追う午後の図書室 大阪市 仲居聖子 ・・「書架」「背表紙」「図書館」という硬質な言葉が新鮮にひびく。の評の図書「館」は間違…

咲き昇るグラジオラスの昨日今日憎む根気は続かざりけり こちらは今年の新顔。ミックスは意外な出現です。球根を大切にして、来年も出会いましょ。並べてみると花の間隔に違いがあるようです。

たばねたるグラジオラスを縁台にくれし無骨に惹かれ初めにき グラジオラスが咲き続けます。色の数も多いようで、来年は意識して探してみよう。 先日埋めたおみつさんからのダリアがぐんぐん伸びている。茎も太く、どんな花になるのか待っているのもオツなも…

Why are you studying English? Never ask me. I only hope to get a British boyfriends. 秘め言を囁くがにもセルフォンの送信口に英語を乗せる 斑入りぎぼうし 寒流９月号投函。英会話へ、ブログをプリントしていざ出陣。Today’s lesson blow torch (lamp)…

すいれんの葉に正座して仰ぎ見るかえるに映る虹は母色 甕の中で。多分今年も９月１５日母の忌日に咲くでしょう。かえるやとかげの遊び場所になっている。なぜこの葉には切り込みがあるのかしら。その遺伝子の進化は勉強不足でわかりません。 そうだ。無名だ…

男鹿半島の潮の匂いを放ちいるサザエ焼かんとはずむ君はも 涼味をご提供。 雪にも強く外で難なく冬ごし。殖えるし利用法はありそう。 今日から琵琶湖を巡るクラス会。名古屋に集合だから皆さんうごきだしているでしょうか。わたしは参加見合わせです。 サザ…

太平山のグリーンに風が運び来る山ゆりの香の濃きも薄きも やまゆり 匂いに誘われて巡って見ると池のほとりと公園側の垣根に開いている。野生の花としては大きさで圧倒し、香りで世界の愛好家をひきつけた。これを元に新種がつくられたという。見比べてみる…

内掛けを切って凌いだ魁皇が若手の闘志をしりぞけにけり 植え替えて大鉢にできたら自慢してやろう、の気分で２ポット持ち帰った。この時期園芸店の植物もくたびれているのが目につく。そんなのは見殺しにできない性分です。 こちらの雌花の種の白が目に飛び…

教職に就かんと決めし受験子は加点減点を疑わざらめ 権力にもっとも遠き教育の人事にうごく良心の授受 建学の理想に出会い私立校の労働こそがすがすがしけれ 月見草・宿根草でした。プランターの隅に入れて３年目。 梅雨明け宣言。土崎の港祭は毎年分岐点に…

遠方の友の電話になにごともなきをうれしく言い伝えあう この時期庭は花の端境期になるので、グラジオラスを選んだ。１袋１０個入りの球根が１００円。２袋買ってホワイトガーディンに埋めておいたら、作戦勝ち。赤い花穂が下から段々咲いてゆく。いまは赤い…

里山に還るがに咲く夏の庭くるまゆりまたへくそかずらよ くるまゆり。 びっくりしたのなんの。確かに植えた記憶はあるんだが、長い間姿を見せなかったので、とっくに消えたと思いきや今朝発見、３輪咲くつもり。葉っぱが車のようにぐるりと円状態なのだ。小…

セルフォンを買いストラップをつけたなら若もの言葉の会話が似合う 手のひらの中からメール飛んでゆく朝に向かっておはようと打つ ] COACHの香水瓶が配達されました。携帯電話のストラップ。 これで完璧。キョウコからの贈り物。これまで不思議なものが流行…

散策の会話を土手のかんぞうは聞いて静かに夕べ閉じたり 道草の佳人にほめられたりもして一日かんぞううれしく咲きぬ さりげなく触れるサッカー少年の後姿にかんぞうゆれる 食用にもなるらしい、酢漬け。まだ試してはいませんが。

花の名前を授けられしは優しけれユリ子と呼ばれ愛しまれる カサブランカ 鉄砲ユリ 姉の名前はユリ子。花の名前をつけられた姉に憧れた少女期。私にも桜子とか、菫子とかどうして思いつかなかったのだろう。ちなみに長女は薫子。これも戴きたいくらい素敵な名…

名古屋場所初日はじまる御当地に同級生いて遠くも親し 負けん気の眼差しこそが横綱の男気と見ゆ色気ともみゆ 日本の梅雨に似合う。花びらの形や材質のバランス。お寺の境内には微妙な明るさをかもしだす。この時期バラだと難儀する。雨に弱くって。

震災の子らに笑顔の夏休みあらまほしけれ星に願うも 七夕用にぴったり。流しに立つ度にだんだん枝を伸ばしてくる竹を見ながら願い事を考えていた。欲張らないで、と言い聞かせながら。 ひと枝切って母たちに献上。昨日の雨と風で１番立派なカサブランカが折…

わが裡に鼓動ひろがりひびき合う胎に聞きたる母の声はも 隣のバラの肥料を略奪して、増えてぐんぐん伸びてこのとおり。誕生日の今朝はこの花を飾ろう。 今日の夕方に誕生しました。自慢なのは、誕生の翌日父が出生届をだしてくれていたこと。謄本を見るたび…

火柱をあげてノウゼンカズラ咲き遊女が帰るふるさとの墓所 （５番町夕霧楼） この花が咲けばもうすぐ梅雨明け、夏休み。青空がのぞいてる。 Today's lesson. Ice breaker（砕氷船とは別の意味）. Money Talks（カンボジアでのこと）. horse mackeral（どうし…

ラベンダーの香りがふわぁと立ち上がりエーゲ海からの青き風吹く 種から育てて満開を迎えました。 ノリさんは退院１０か月が過ぎた。以前のような海外旅行ができて初めて再生がかなったことになろうと言い合って、まずは避寒のハワイを夢想中。 二人で歩いた…

ハマナスの実がふくらんでほの赤く色づき初めぬ新盆がくる その後熟しておいしそう。というか。いい数珠が作れそう。 この実でホームリカーを作ったなら、風邪くすり、喉にも効くそうだ。

鉄砲ユリ殖えて気高し抑留の男も妻も子も逝き給う ７月に会えば御親の敗戦のその後をすこし理解し合えり 昨日のランチは延々３時過ぎまで。親の世代を偲びながら、私たちの中に刷り込まれた戦争の後遺症は、多分次の代にも核として落としているだろうと思う…

それぞれの介護の経過伝授され昼の会食別れがたきも ２度目の青ホタルブクロ。すこしくたびれていたが気になって買ったのが、このとおり。今朝咲いていた。いい気分でこれから３美女でランチ。 新卒の職場で出会ったわれら、会えばたちまち当時の浮わついた…

ノープロブラムと言って笑ってすましちゃう知恵も加わりレッスン続く 若きらと将来の夢語りあうEnglishの巻き舌の韻 小鳥のおきみやげ。趣味の園芸で映し出されたので、思い出して引っ張り出したの。通路に居座ったので庭師なら当然引き抜くだろう。 英会話…

キュウリ食む朝の食欲おとうとの反抗期こそすがすがしけれ 朝ごはんを仕入れに市民市場まで。 茄子漬、これが絶品。笹巻き、季節の物で３０年来変わらない味。メロンも地物が出始めた。ノリさんの食欲刺激されて少し多めに。 買い込んだ品々をならべただけの…