2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Thu. スルメ・シャクナゲ

あおじろく雪解はじまる1月のみそかしずかに花芽立ちたり 1月みそか。 加賀谷先生のところで、血液検査と投薬を受ける。 姉から退院の電話。安堵。 スーパーでおやつを買う。ノリさんのお気に入りのするめ。わたしはマカダミアチョコ。以前中華料理店です…

Wed. ブルーローズ・吊り鉢の雪

There are many traditional festivals unique to Akita prefecture. The Kamakura and Namahage festivals in winter are especially well known. Also, it is said that there are many beautiful women in Akita. They are called Akita Bijin. Actually,…

Tue. 英会話・もがり笛

響きあうブルダバ川のさびしさの声かと思うもがり笛かも 雪かきをして筋肉がほぐれ、こころがほどけてリラックス。 パソコンへの写真の取り込み方が分からない。と同時にシャッターチャンスもない。 午後は英会話だが、肝心の会話がうまくない。レッスン法を…

Mon. 無為・鯛焼き

恋ひとつロマンチックに運ばぬは若いに苦いが付き纏うから 受け入れている静けさの風格が古人にはあり克己にいたる 漢字は良く作られた。若と苦、セットなんだ。そして古にあしがつくと克。老えるまで足をつかって体験してやり遂げられるんだ。ってこと。 駅…

Sun. 雪の音・ラーメン

降る雪にこだましているブルダバの川の声かと耳澄ましいる 一月場所、白鵬優勝。相星決戦は朝から力が入る。赤鬼青鬼というか、善玉悪玉というかいいキャラがそろった。今度は国技館で観戦といきたい。 弟夫婦を誘ってランチにラーメン。うっかりしていたが…

Fri. 祈り

守られて還暦を越え安らけき今若きらの行く末ねがう 輪注連縄。伊勢の二見が浦での祈りの形。この縄で体をさする友人の姿が忘れられない。女学生のころがよみがえる。物静かな和風美人の祈りの美しさを目のあたりにした旅であった。本当は着物姿で伊勢参りを…

Thu.. 赤い橋

赤い橋たよりに秋の山に入るわれははっぱにかえれるかしら 暴風警報。夕べも一晩中荒れ模様で、寝室にあたる風のエネルギーが予想外で、怖かった。 1歩も外出なし。玉こんにゃくをたっぷり煮込み、りんごのコンポートづくり。このペースでは反ダイエット。温…

Wed.

寒流に3月号分を送稿。 少し日が長くなってきたようだ。日差しが差し込んでアスファルトの雪も解けだして掻きだしやすい。まだ大雪には見舞われていない。3月の声を聞けばもうしめたものでそれまでの辛抱。 東京に雪が降った様で、娘から電話。こんな会話…

Tue. 風車

大陸を日本海を吹いてきていまとらわれる白き風車に

Mon.. まんじゅしゃげ

籠り居に焦がれるタイの雑然のオウムフルーツ陽気な市場 1輪じっくり見ると個性的な形。寒さは苦手らしく、庭に植えてもなかなか咲いてはくれません。こちらは二ツ井町でキャッチしたもの。ここらでは群生しているのには出会わない。外は雪。デジカメの出番…

Sun. 子だくさん(子宝草)・白百合

白百合はほころびしままとどまりて匂いも凍り大寒に入る 少子化に悩む県や国の方にこんな繁殖法の葉っぱをご紹介。 でも、地球規模にグローバル化して俯瞰すれば、人口は増えすぎです。現代の経済学や政治学にはこの状況を予見する能力も、打破する知恵も無…

Sat. 橋・雪かき

青き橋一直線に伸びてゆき新しき年の明日につづく まだ音を上げるほどの雪に見舞われませんので気を良くしています。 朝食後のダイエットを意識して雪寄せに励みます。これがなんとご近所にライバル意識をかきたてられます。結果、ピッカピカのアスファルト…

Thu. 赤い花(カイコウズ)

黒潮の風に吹かれて海紅豆いよいよ赤く異国に咲ける 旅のしめくくりは赤い花。(足摺岬・竜串海岸)ところが名前を覚えてきません。その時はしっかりインプットしたつもりでしたが、いけません。このところ自慢だった記憶力に衰えがみられるの。いやあだ。土…

Wed. お遍路さん

はつなつのひかりを反しお遍路は地蔵の前に何語りあう 白装束に身を包んだお遍路さんの姿を見る。黙々と道を行く二人連れ、あるいは単独行。学生らしい若者にもすれ違う。こうしてお寺にたどりついてほっとした表情や、真剣に祈るすがたは近寄りがたい。 こ…

Tue. 五重の塔  Present

空海の生れたるご所の善通寺幾代隔てて今参詣す 善通寺の五重塔・・弘法大師空海ご誕生所(香川)かなのお手本に馴染んでいる弘法さんの縁のお寺にお参りできたのはうれしかった。四国の旅には当然札所があるのにあらためて感動。信仰の深い島の人々の歴史に…

Mon.

昨日娘が帰ったので、ここで料理教室を開講。シメ鯖とイカの整理。魚の調理がテーマ。肝心なところになるとこの生徒は腰がひけている。 ところでその娘のコンサートのプログラムができました。ご紹介します。下記をクリックしてください。次にプログラムの上…

Sat. 白ツルバラ

3月の雪消は遠し幾たびもアーチのバラの剪定想う 白ツルバラ。本場イギリスでは多分無いだろうこんなあしらい。ロンドン郊外の世界遺産になっているキュー公園で、美しいバラの写真集を買った。物価高の国にあって随分安い買い物だったとよろこんだ。それも…

Fri. 内子座(愛媛県)

30キロの薄き大気に包まれて地球は青く宇宙に浮かぶ カキの森サケの森とぞ漁師らが木を植え水ある星をかなしむ 愛媛県内子町に大正時代に造られた歌舞伎劇場。奈落を見学して、役者気分に浸って思い出を懐に仕舞い込んでくるのが通常。上級者は舞台にあが…

Thu. 蜜柑酢

カルダ湖の青き岸辺に魚群れるかたえに裸婦が陽気な真昼(伊) 陽気といえばこちら。蜜柑酢のビッグボトル。 四国は柑橘の産地。種類も豊富でさらに新品種の研究に余念がない。 道中初体験の味もあって、箱詰めで送ってもらって喜ばれた。今年も買い付けに行…

かずら橋

逃げるなら追わねばならぬ追われては逃げる山峡かずら橋はも 追う者と追われるものが祖谷渓のかずら橋こそ断ち切りかねつ かずら橋・みどり滴る中で詩的にも見えるが、本来は落人の命の架け橋であった。 ] ご当地の観光課の目にとまれば、買い上げられて、パ…

Tue. 吉野川

吉野川 大歩危・小歩危の渓谷に抱かれた吉野川は、四万十川と対局する激しい流れ。こちらがむしろ性にあう。船から見上げる断崖は雄々しい。 季節がら鯉の連れのぼりは気持ちよさそう。いいものを見せてもらった。仰ぐのは背筋が伸びていい気もち。

Man. 四万十川・佐田の沈下橋

森深く生れたる蒼きはつなつの四万十川に若あゆはねる 遊覧・魚とり 沈下橋 この旅のねらいは四万十川。文字からしていい。 最後の清流と言っている自負どおり美しい川である。そしてひとを遊ばせる川でもある。護岸工事にコンクリートはないので本来の川の…

Sun. 桂浜

桂浜小石探せる束の間を群青いろに波せまりくる 太平洋の波に育ちし藍いろの石ぬれぬれと桂浜あり 向こうは竜王崎 やっと昨年5月の四国の旅の写真をパソコンに入れることに成功。 砂浜のきれいな桂浜。月の名所として名高いので、磯の男性的な海岸線と砂浜…

Sat. はまゆう

桂浜の岸辺を行けばなつかしき香りがさそうはまゆうの花 香りの花はまゆう。秋田で露地の越冬は無理、失敗したことがある。 四国ではざらに野生で咲いている。白くて糸状のカールが面白い。 道中苗を探し求めたが、出会わずじまい。いつかほしいとは思うので…

Fri. 灯台・友達の条件

ありのまま飛び出し来れば灯台は昼もうるわし足摺岬 足摺岬の灯台 安いが完璧な四国一周の旅のひとこま。 国内も思いがけないコースが売り出されることを発見・航空会社と四国あげての企画で先々でお茶とお菓子がふるまわれ、添乗員、ガイドも熟達の人 心を…

Thu. 箱根駅伝

先頭を追う汝が母校選抜にわが後輩がひとり駅伝 一夜にしてこの雪。 大学生が襷でつながる駅伝は正月の風物詩。分かりやすいルールで熱くなる。つい愛校心が目覚める。総合優勝を3年ぶりに果たした駒大の安定に拍手。早稲田の復活にも力は入る。常勝早稲田…

Wed. 賀状

一年の彼方一気に縮まってハグするように賀状がとどく わたしの賀状はこれからです。去年は数ヶ月かかって投函しましたが、ことしは2ヶ月ぐらいを目途にしています。 新しいパソコンの導入で混乱中。写真の編集が出来ません。明日ご指導仰ぎます。(独学で…

Tue. A Happy New Year.

人も木ももの皆眠る深々と清き雪ふるこおりつつふる 息子にサポートしてもらってパソコンを新調。ついでにFAXもオニュウ。新しいものにびくびく、わくわく。 雪景色の中で、思いは色彩の時期に奔る。 キリストを知り始めたる青年は帰郷の朝病む人を訪う