2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Thu. The winter food

真夜中に突き上げてくるさびしさは耐えがたきもよ母はいまさぬ 写真:干し大根 Many countries have many types of winter food. For example, vegetables or meats preserved in salt, pickle, smoked hum, dry food and keeping meat in cold storage. I t…

Wed.

その胸に声はりあげて泣きたくも呆けし亡母がいるばかりなり 写真:クリスマスツリーが登場です。 1日中一歩も外に出ていません。深夜衛星放送で折口信夫先生の番組をキャッチ。在学中よりも親しみを覚えた。卒論に鬼の由来を取り上げておきながら、挫折。…

Tue.

キャンバスの絵の具も死者も変質し時間は乾く方向にゆく 写真:干し大根 雨。きらいではない。初冬の静かな時間の流れにたゆたうのはなかなか。1冊は読めそう。大人のジパングで切符をGET。ここから旅の気分にはいってる。

Mon. 仏

仕舞いには仏になるという法にいざなわれつつもそわぬひとあり 写真:だいこん葉 庭の枯れ木に鳥の影をみかけることが多くなってきた。先日は池の鯉を見つけたか、白い鳥がやってきた、と言うが、何なんだろう、見てないので言えないが、これからは鳥の来訪も…

Sun. 半鐘づる

秋の陽にものみな乾く音わびしわがやさしさも半鐘づるも 写真:半鐘づる 雪囲い。庭がだんだん片付いていくのは気持ちいい。冬よ早く来い。みたいな気分。

Sut.

三人の大関倒し普天王の八敗がある不覚と言うか 写真:こすもす 晴天なり。今日明日で庭仕事に目途をつけよう。来春へ無時つながるように。

Fri. 柿の木

しんしんと闇の寒さに立ちつくし柿は渋さをとかしてゆくも 写真:柿1本 グランドゴルフのシーズンが終わって練習日になると、体がものたりなさを言ってくる。しかたなく夕べから散歩を再開。今日はこれから本屋さんまであるいていこう。往復40分。6,00…

Thu. 兄 

もう一度死んでくれよと再生を断じて兄をおとうとは言う (なかにし礼) 写真:銀杏。長徳寺境内 「NHK歌壇」を見てたら「待つ」という題で語られていた。三枝さんが講師。「かりん」にお誘いを受けた当時の同人で、清新な作品に引き付けられたが、番組では「…

Wed. パソコン

“新着のメッセージなし”パソコンにつきはなされたような一日写真:夕映え 晴れ間をねらってはチューリップの球根をうめる。すこし落ち着く。まだその他の球根もいろいろあるが鉢作りになりそう。ここで問題が。テラコッタはほとんどが春には割れてる。いきお…

Tue. Akita prefecture

パリの娘に酢飯のレシピ伝えつつかえりなさいといいたきものを 写真:筆柿のような種無しでした I was born and grew up in Akita, and I loved all the season of this country. However I hate cold in snow season lately, because I get neuralgia in wi…

Mon.

母君を葬り終えて来しメール短く届く小春日和に たらちねの母の看取りを成し給いすがしく友はすこし老いたり その妻を家庭科主任は留守でしてとわびる教員一家やさしき 雛壇に3人の娘をかざりしをメモリーに汝が慈母みまかりぬ 写真:米代川の晩秋 写真:お…

Sun.

ハグをして駅のホームに降りていくパリに戻らん娘の儀式めく 写真:米代川の風景 多分この時期最高の小春日和。町内の清掃デー。そこで顔をあわせたいつもの仲間にはかって昨日に続いて今年最後のグリーンへ。ワンなし、スコア97。ザ、エンド。

Sat.

教え子と名乗り大金無心する40をすぎしこの子のかなし 貧なれば汝が懇願の大金を思案するなく話題をさがす 小春日和。お呼びのかかるのを心待ちにしてたら、予感的中。いつもの9人にグリーンで2人が。前半98、後半3コースで68。でもつづいてワン2…

Fri.冬の憂い

公園につづく垣根の丈切れば冬枯れの大きな憂いなだるる 写真:千秋公園の濠から平野美術館 コンピューターの操作ミスで写真のストックが消え、あらたな写真のJEPはどーも。しばらくご辛抱のほどを。 庭仕事が着々すすむ。池のほとりのもみじの落ち葉がみご…

Thu. ブローチ

ブローチがスタンドミラーにかがやいてふたりの朝の紅茶がかおる 写真:kaki いまはあおぞあ。昨日剪定した枝の整理。昨日御飯を食べ過ぎて重い。新米は冷えてからうまい。あきたこまちは特に。今日はその分控えたい。

Wed. モーニングティー 

スカーフを小さくむすび雨間いの陽射しとふたりのモーニングティー 写真:しらうおの韓国風 遅いモーニングティーをひとりでいれるのも惜しい陽射しが部屋の奥まで差し込んでる。ちょっぴり幸せ。いいことありそうな今日のはじまり。 昨日は雨の中を庭仕事。…

Tue.予感

てっせんの種が乾いてあしたには吹き飛ばされる予感にふるう 写真:柿、農家の裏庭にたっぷり実をつけた柿の木をよく見かけます。豊かな初冬の風景。結局は鳥の餌に。 雨。昼なお暗い冬のはじまり。日本中でもっとも日照時間の少ない県は秋田美人を産みまし…

Mon.白鳥

紅葉にほてって山を抜けくれば白鳥にあうおさなきもいる 写真:白鳥。11月1日、森岳付近で 手前のまだグレーなのが”みにくいあひるのこ”いっとき羽を休めてるのにばったり。近づいてもあわてないのがいじらしい。 しめっぽいが陽射しがさしてる。障子に映…

Sun.フルート

教会の椅子のかたえにふうわりと聴いてたような汝れのフルート 写真:千秋公園の濠。工事がおわってこのとおり、美術館があらわれてます。 娘のコンサートはどうだったか、時差が気になって、演奏時間まで起きていたので、朝方寝るはめに。結局10時ごろの…

Sat.

時間差がせつない今朝のダージリンモンパルナスの娘が笛をふく 写真:スプーン。英国骨董。 昨日文化会館でのいけばな展へ。秋冬の静謐な世界が広がって楽しませていただいた。帰りは駅までウォーキング。途中広小路でこのスプーンを買う。紅茶の茶葉用のに…

Fri. 草津川(くそうづがわ)

両岸の桜葉映し草生津の緋色の川がゆったりまがる 写真:庭の紅葉(2006・11・06) 予報があたって曇りのち雨、晴れ間もあってめまぐるしい。昨日の体をいやして9時前起床。あーあ極楽、ごくらく。現役のみなさんおつかれさま。 さーて春の花壇のデ…

Thu 通学路

桜葉がふる小雨ふる日曜のうす桃色の通学路かな 写真:桜葉・秋田高校 打って変わって今季最後の好天かというような雲ひとつない秋晴れ。庭仕事なら1日で片付くような気乗りの日、だがきっと声がかかってグリーンに走ると期待してる。玉納めの雨がなんだか…

Wed. 桜並木

坂道がやんわり拒む子の母校桜並木も子の内奥も 写真:落ち葉・秋田高校 紅葉が一転落葉に。この辺は秋田高校の坂道が。 昨日の温泉が効をなしたか久々に疲労感がない。うれしい。白菜、かぶ、きゅうり、にんじんがあるのでたっぷりつけものにしよう。

Tue. 玉納め

星影のワルツをうたい来春の再会を言い笑みがたかぶる 写真:①円陣 ②村上さんごふさい・・じゅんじょうそう。写すこちらがふるえてピンボケに グランドゴルフの玉納め。ゆめろん温泉で。ゴルフは悪天候で半数は不参加。温泉と食事。あとはカラオケの親睦会。…

Mon.エノコログサ

たっぷりと種子をこぼしてほうけたるエノコログサに川霧ながれ 写真:屏風岩・きみまち阪 なにしろ眠い。疲れが残る。で、友人との約束もロングステイもキャンセル。明日の玉納めどうなるか。言えば友人はうつだと言う。診断は自分がそうだから、だと。どっ…

Sun. 斜陽

いっせいにムーたちが向く風上にライオンがいる風はやさしも(サバンナ) 写真:国道7号線から 走ってる車の中からシャッターを切る。いくつかの国の太陽を朝な夕なながめたが、これが海外旅行の楽しみでもあります。が日本の夕日はまたしっとりと美しい。…

Sat.

青松ともみじ根付かせすっきりと汝がふるさとの夫婦岩立つ この青き川の下流に少女子を捨てし母ありおんなは狂う 殺されしいまだ幼き少年はきよき声明に導かれいん(長徳寺檀徒) あやめられたりしおさなき精霊がプラチナいろの川面をはしる 写真:米代川:き…

Fri. 文化の日

火となりてつきあげてきしはるかなるものをつつみて夫婦岩ある 写真:きみまち阪。屏風岩 快晴。またまたグリーンへ。でも記録しなくっちゃ。ワン0,96と105。もう、これって、最初の記録を下回る。仲間にひやかされるやら、なぐさめられるやら。昨日…

Wed. 夫婦岩

地を裂きてマグマが燃えてたぎりしを夫婦岩とぞ人は呼び合う 写真:夫婦(きみまち阪) グランドゴルフ木曜クラブ山へ。紅葉に見とれながら、逆光に照らされながら、ろくにポストも見えないながら打つ、打つ。ワン2、スコア86。スコアにはちょっと不満。…

Tue..きみまち阪

いい縁であったのかしらふるさとのめおと岩までいざなわれつつ 写真:めおと岩 義弟の2度目の命日。といっても彼は私と同年齢。秋田から90キロの距離をドライブとなったが、途中五城目から上小阿仁あたりの山の紅葉にとっぷりつかりながら、彼が紅葉の真…