Fri. 年賀状

  新年の行方を祈る平穏にすこしばかりの移ろいであれ
ここ数年賀状をいただいて直ぐに電話を入れる人がいる。ここで1年間の情報交換となる。はがきには書ききれない家族の現況を長々としゃべりあい、頷き合う。
仕事を持っていた時は賀状は人を想う大切な年1度の機会であった。今はいつでもなつかしく居るのでそのつど思いをはせる。同じような退職組はいつでもメールをうったり、電話をしたりであえて賀状に頼らなくってもいいような気がする。
しかし現役の人は別である。せめて正月休みに交換しあう貴重な時間である。この時代にあっても年賀状のすたれないのは意味あってのことのようだ。それにしてもいつのころから賀状は始まったのであろうか。