2009-07-18 Sut. ゆり園4 夕べには濃く匂い立つ篭のゆり誕生日より7日過ぎたり 帰国するフライトこそはさびしけれ行方知れずの系譜のひとり 累々とうるわしき庭守り来し家督売りたるふるさとの級友(とも) 大学に経済学を学びたる級友は身代の売り時知れり ふるさとを売りし友あり彼の家に住む人ありて過疎まぬがるる 鬼ゆりではありません、鬼のようなゆりです 花弁のふちどりがめずらしい,まるで歌舞伎の隅どり面みたい ひとりもいいが、みんながいい