Wed. 遠野6 獅子踊り

  いずこより来たりしならん獅子の群舞えば群衆祈りを持てり
  ふたりの子産みし痛みは異なるに鶏舎の卵(らん)は楕円に並ぶ
  日にひとつ真白き卵を産む鶏(とり)は来る日も母に遙かにぞ居る
  胎生の種目のわれは受精卵しばし抱きて母となりたり


地域によって獅子は違った顔を持つ
夕べ遅く帰ったら相馬慶厚先生の御写真が届いていた。ということは、先生がきてくださったこと。富良野の先生の1枚が額に入っている。心憎い花畑の切り取りはあえて抑えた色調。背景の木々の分量も先生の独断場。だらけてきたころに、先生はなにかしらメッセージを送ってくださる。