Thu. 八つ手 ・ 葉ボタン

  1枚の落ち葉にたまる石灰が渕なすまでの沈黙永し (黄龍溝)






冬枯れの中で色彩的に暖かい方に誘われる。。雪の下でもこの調子

diary 男たち
朝から賑わしい一日です。頼んでいた近くの電気店の社長さんが居間の灯具を取り付け。それから程なくトイレの修理のお兄ちゃん。
最後はペインターのカマダさん。先日の仕事の折に追加した玄関ドアの塗装を、工夫を凝らしてアンティックの風情に仕上げ。昼食も摂らないでせわしそうな彼に1:30、私たちの遅い食事のうどんと熱いお茶を差し入れる。頼めば二つ返事で甕の水を捨てて玄関の屋根の下まで運んでくれた。
3人ともそれぞれイケメンで、笑顔がいい。そして仕事への愛着心が溢れており、見ていて頼もしい。若い世代の人々もこの後に続いて逞しく国を支えてゆくのだろうか。就職難が騒がれているのだが、着実に仕事をこなしている人々がいる。
そうそう、先日は良くいく老いた母子の八百屋さんに男の子が手伝うようになった。いつも長靴姿の彼は女たちに指示されながら、きびきびと働く。背の高い、小顔のまつ毛の長い美しい30歳。兄ちゃん昨日の日曜日はデートだった?と言えばにこにことうん、ドライブしてきた。という。ワァー彼女出来たんだ。いいなあ。まだ20歳だけどそこの幼稚園の先生で、落ち着いた感じのいい子だよ。おばあちゃんも気に入っている、と悪びれない。身近に幸せが隠れている。おかげさまでこちらもトマトと一緒にホットな気分を持ち帰る。