Sun. 酒田ハーバー ・須磨弥吉郎





ヨットもいる
結局この日のドライブ南に針路をとったのは、このハーバーがお目当てだったのかなあ。弟の愛艇「大光丸」のかってのハーバー。随分沢山の船がもやっていた。
豊かな酒田の土地柄がしのばれる。
秋田人ももっと大胆に遊んだらいいのになあ。酒量日本1だなんて言ってないで。
K さん、I さんそうですよ。5月になれば鯛が回遊してくる前に。
essay 須磨 弥吉郎
長崎県立美術館で須磨弥吉郎のコレクション展開催中という。
聞き覚えのある名前は秋田県出身の外交官、代議士だった。外交官として、スペイン在任中に集めた美術品が、須磨コレクションとして、いま長崎県にある。なぜか。
戦時中彼は外交官として、諜報活動をしていた。美術品の収集はカモフラージュのひとつかもしれなかった、とNHKの日曜美術館で説明している。一方彼は在任中に、原子爆弾アメリカは製造している情報を手に入れて、日本に送り続けたが、国は握りつぶした。もし適切に対応されていたら広島も長崎もあの惨劇は回避できたのではなかったか、という悔恨が彼を苦しめた。彼にはゆかりのない長崎にコレクションがあるのと無関係ではないようだ。
子供の頃、すまやきちろうの名前は選挙カーから聞き覚えた。周囲の大人たちは、敬愛をこめて彼の名を語り、代議士を信頼した。