Fri. 百日紅 秋明菊
デパートの涼しき風をはらみたるワンピース買う君に逢うため
おしゃれ着をまとい御髪を整いてお茶するホールの3時はなやぐ (花さくら)
国境をいう日韓の日中の今をかなしむ世世をかなしむ
diary
The sky is high and clear, and I'm growing fat and sturdy.
庭模様
秋明菊は秋の花
☆ ピンボケだらけ。かなり視力の衰えが進んでいそう。どきっ!!
☆ 日中、日韓関係の不穏は、断交時代を知っているので惜しむ。
国交回復が成って、両国を旅する機会に恵まれ、古い遺跡を目の当たりにして、特産物を食して、異国というよりは、なつかしさを感興したのは、その他の東南アジアの諸国を旅したのとは違った。
禍根を引きずっている現代の悲しみを、私たちは未来永劫背負い続けるのだろうか。
両国にあるいは他のアジア諸国で誕生し、そこで育ち引き上げて来て以来、彼の地をふる里と思う心を奪われたのがわたしの同世代である。同級生だったり、従兄弟たちだったり、同僚だったり。引き揚げてきた当時の境遇こそが、むしろ異国の日本にであうことになったのではなかったか。
父が中国も中国語にも封印したまま生涯を終えたのと同様、引き揚げてきた人たちは話すことなく今を生きている。(今日はここまで)