Sat. 男鹿ブルー ・ アズマギク 


北浦港は漁港として名高い 特に冬のハタハタ漁の拠点 おがはおがぶりこ♪♪(秋田音頭)






安全寺の棚田の入水田・・間もなく田植えが始まるのだろう 






安全寺の山つつじ・・もともと周辺の野生のつつじを移植したのだろう 住職のいない小さな御堂のまえに馴染んでいてある意味で華やかでなつかしい










ふるさとの寒風山にアズマギクふえて5月のかぜのぼりゆく


◎ シゲミツからの電話で男鹿ブルーと棚田、安全寺のつつじが浮かんで11時にスタート。晴天というほどではないので、海の色には危惧しながら行ってみるとこの通り。悪くない。
 それぞれ思い通りの箇所に走ってもらって、帰りは外せない寒風山へ。霞む眼下の海岸線や新緑、アズマギクを楽しんで深呼吸。
 わらびとりの男女が散らばっている。裸山だから恰好の場所だが、蛇の棲み処でも有名、特にマムシは石の隙間に潜んでいるらしい。
◎ 船越で初めてのラーメン屋さんで腹ごしらえ。あっさり味の比内鶏ラーメンとチャーハン。ラーメンのスープは紛れもない比内地鶏。香りが立って味は麺にからんで旨みが濃い。チャーシューは驚いたことに胸肉ハム。また食べよう。チャーハンは油っぽいのが気になるが、本場中国ではギラギラした油がたっぷり使っていたとキョウコはいう。
◎ ノリさん、両目を開いて頷く。1か月後には子供達と孫たちが帰ることを伝えて、元気でいることを約束。その日が待ち遠しい、賑やかになりそう。スカイプで孫たちにじいじのことを話して聞かせた。

 ◎ 自然の中に放り出されると、手つかずの風景には馴染めない自分がいる。居心地が悪いし、何しろ怖い。
 それに較べると、人手の痕跡があるところはなつかしくて癒されます。とりわけ水田は特別、人手があって成り立つ風景なればいつまで保持されるだろうか。日本の原風景の永遠あれかし、と願う。