2009-01-01から1年間の記事一覧
蜜のみを食(じき)とし生きる蜂の脚花粉こぼさず空に飛び立つ
秋の空区切りて開く万葉のけやきが1本の花となりたり パソコンのキーボードの上夜の蜘蛛ななめに走り何も起こらず 寒流に投函
くりかえし学ぶ英語のはかどらぬ寒きイギリス移住を拒む
隠れ家の蔦色づきて故郷を捨てたる恋は燃え尽きるべし
咲き終えて沈みし清き睡蓮の精よみがえり紅葉始む
太平の山より降りて里山を染めしが庭のはぜを熟せり 庭も紅葉。こはぜが実っている。ジャムにはぴったり。
それぞれに祈りし終えし軽き背をアンコールトムの菩薩見守る われもまた観世音菩薩に見送られアンコールトムを夕べはなれぬ My husband began to vomit past two hours after dinner, I 's afraid he should have a return of his disease. I remembered whe…
まんじゅしゃげ咲き満つる野に溺れずに遊ぶアゲハの気ままさ軽さ 久しぶりのグラウンド。ワン無し。スコア94.
デブァター(女神)はあやつりはせぬ神殿にマリオネットを売る少女あり
乗り継ぎて夕べ着きたるシェムリアップに神殿影となりてそびえる 切片の遺蹟を踏みて歩むとき腕組みている老いし脚力 愛するといまだ言えざる世に生れて青春時代をわれらは果つる かあさんと汝に呼ばれて子ら発ちて以来しっくりこない日本語
4面仏観世音菩汝が快癒恃む祈りに微笑みたまう 後方は南大門 シェムリアップに遊んだのは1月、けれども30度を超える気温で昼寝つきの日程がお気に入りだった。 寒さに向かうと、つい脱出を企てる。来月のベトナムはどうかしら。隣り合わせの国のことだか…
崩れたる遺蹟をまたぐ草原に牧童ありて花摘みくれき そろそろ秋植え球根の準備をしなくては。春はチューリップがほしい。これは原種の類で、トルコの草原に咲いていたのが思い出される。
ヴィヴァルディの協奏曲が奏でられ彼の祝婚の日のごとく聴く今日はこんな気分 秋田弦楽研究会第20回記念定期公演ストリングスフェスタを聴きにアトリオンへ。3:00〜5:00. その前にリッチモンドホテルでランチ。音楽会の前はアルコールはダメとい…
日曜のできごとを言いフランスの籍に入れしを娘(こ)はつけ加う 新米とりんごを送ったら、無事届いたという電話のついでに、今日婚姻届を出したことを言う。日曜日とあって、役所の窓口は一つだけで、前は死亡届の人だった、と笑わせる。
雨凌ぎ千年ゆるぎなく立てる御社に旅のこころあずける
北東に竜のごとくに台風の目が昇りくる恐れつついる 台風襲撃に対応してこのとおり。でも逸れた。 The big and powerful Typhoon No,18 was moving north east. I had to clear off the garden. I caried many heavy things that a flower pot, a table and …
台風の上陸を言う情報に疲れて庭の始末にかかる せめて花を添えて乗り切りたい。
いずこより来たりしならん獅子の群舞えば群衆祈りを持てり ふたりの子産みし痛みは異なるに鶏舎の卵(らん)は楕円に並ぶ 日にひとつ真白き卵を産む鶏(とり)は来る日も母に遙かにぞ居る 胎生の種目のわれは受精卵しばし抱きて母となりたり 地域によって獅…
故郷の家出でしより50年族(うから)集えば代々を語らう 花の色が澄んできた。生家の庭はガーディナーの義姉の独壇場。園児に野外体験の場を提供したりしている。1,000坪を超える屋敷のためのの苗はほとんど種まきから。
秋の陽のまつりばやしにつられ出し座敷わらしと河童が遊ぶ
群雲を離れし月が家々の供えし美酒に酔い痴れぬべし 老いふたり眠りし屋根に月影がタップを踊る満月のショウ □chi-ron-nu-p さんのお気に入り http://f.hatena.ne.jp/chi-ron-nu-p/favorite に追加された。夕べの数ある月見から。庭の鷹の葉ススキとシュウメ…
花びらも花芯も反りてまんじゅしゃげ咲いて切なく人を呼びおり すっかり雑草園と化した庭をめぐって発見。15本の彼岸花の花柄が種をつけ始めている。よその群落を追い求めているうちに見逃した。この数はいままでの最多数。残念なので羽黒山公園のスナップ…
お囃子が鳴り合う遠野の駅前に座敷わらしも混じりて踊る とりどりのまつり衣装に老若が練りゆく遠野豊けからまし Vietnam Vietnam (pronounced /ˌviː.ɛtˈnɑːm/; Vietnamese: Việt Nam), officially the Socialist Republic of Vietnam (Vietnamese: Cộng hòa…
獅子の面未だ持たざる幼獅子が乱舞の列になりきりて舞う
河童住み座敷わらしの潜みいる遠野に獅子が地を蹴りて舞う
紅白の餅をふるまう山の神今日は柔和な笑顔よろしく
まんじゅしゃげ咲き競いたる羽黒山ま白き1本がすっくと立てり
彼岸花燃ゆる斜面をめぐりつつ行き交う人と譲り合いおり 明日からクラス会で、前夜ということで有志で会食。私は会には参加しない。
丹精の稲穂平野に肥えたれば空は勝手に雲がわき立つ 日本の秋 今日はアトリオンに緑風フォトクラブの写真展を観賞に。連作がテーマのようで、勉強に。ワクワクする。
家康を馬から降ろし歩まして大谷川を神橋(しんきょう)渡る これも世界遺産のうち おみつさんのご案内でヘルストロンに。肩こりにGIVE UP. 整骨院も整形外科も効果なしで、藁にもすがるおもい。