Sun...28800

  終戦を2歳で迎え戦いの無き世を生きて君病み給う
  戦いの無き年月を語り合う異国に朽ちる墓標顕ちくる
  国ぐにの山河に酔いし旅ながら兵士の墓所はついに忘れず
  スタッフの術のかぎりにゆだねつつ日ごとに君のいのちあたらし
 一泊して夫は病院に帰っていった。一人でタクシーを頼んで。心配でたまらないが、リハビリだから、と頑固にゆずらない。10分足らずで電話が入り、無事ベッドにたどり着いたことを伝えてくれた。安心。先回の帰宅時は車椅子で部屋まで運んだのだが、少しずつ元気になってることが嬉しくてたまらない。涙がでる。一人でしゃくりあげる。そのつど泣くしかない極み。というか、神は泣くことを与えてくださった。もっと恐れないで泣いていいかも知れません。
 昼食〜昼食まで、4回の会食。魚を中心にいろいろな皿数をならべる。白菜、もやし、キャベツ、長芋、とんぶり、韮、キュウリ、のざわな、紫蘇の実、大根、なめこ、えのき、若芽、などの食材。