Mon. 籠もり

  まぼろしを見たのか知らんふたりの子乳吸うちから裡に残るも

庭の花は末枯れてさっぱりした寂しさ。しかし椿は早春に向かって沢山の蕾をつけてます。
少女が裾を広げてうつむいて、妖精がやってきたのかしらんと心温かく眺めています。
予定は大人のジパングで最長距離の敦賀まで行って、橿原神宮のお参り。あるいは世田谷の家で子供たちときりたんぽ鍋でもして、フランスからの青年をシャンソンで歓迎しようと友人の妹のシャンソン歌手、桜子ちゃんに電話して楽しいプランでしたが、全ては夢想に。神経痛の再発で籠もりぐらし。息もできない痛みに往生しています。
根雪にならなかった庭に出て花壇の整備。畝をあちこち掘り起こして球根を埋める魂胆。当たりが不味くって、今年掘り上げなかったチューリップが土の中でもう芽をだしていたりする。ゴメンと謝って、80個ばかり入れたが色や背丈はでたらめだからちょっと春が怖い。コンテナも一個作ってコンポートの上に載せた。