フランスの野に1茎のコクリコとなりてそよがん娘の辻が花
田舎の家の庭でテーブルをしつらえてのパーテーが結婚披露らしい。敬虔なカトリックは教会で誓い合うだろうから、アットホームでいいなあ。翌日は二日酔いの体をプールで目覚めさせるのだろう。こうして親戚が集まって、のんびり数日を過ごすのだという。フランスは農業国だから、基本的には我が国とにかようところもあるらしい。思い切って、振袖をドレスに仕立て直す。あとワンピースも。オートクチュールははじめてと娘はとんだ喜びよう。
雨続きの旅にあって、ここだけほんの数分碧い海を見せてくれた。