Wed. 白梅 ・ ネモフィラ

      




      
これらの花々がレンズに飛び込んでくるのが春。毎日違った花が出現して、それでもまた出逢えば買ってしまう。きょうはブルーのネモフィラ。いいぞお。若い時分岩手からのおみやげにノリさんが提げてきてくれたたった1度だけのプレゼントがこれ。以来毎春出逢えば買う。うまくいけばこぼれ種で殖えたりもする。
diary
ためらいながらキヨさんに電話して、ハンリョとの別れを知った。
彼女の愛読書が般若心経で座禅にも参加したり、良寛が理想の人で、戒名も葬式もいらないと言っていたので、希望していた通りの送りが供養だと思って、身内だけの会にする、という。花苗のポットが沢山車にはいったままであわてた、などとキヨさん思い出が溢れている。深く愛しているんだなあ。そのうち沢山聞かせてもらうから、今日は奥さんが楽しんでくれそうなバラを選んで贈りましたから。教え子に相談したら、イメージのバラを仕入れてくれて新鮮な花でアレンジメントをしてくれたよ。
彼女との3月の電話は長話で、そのうちゆっくりおしゃべりしたいなあ、と雪解けを待って電話を切ったのが最後だった。合掌。
I prayed for the souls of your wife.
・ 実家のトモコさんの話では先日のヨキチさんに続いて村で2人が亡くなったので、4月の温泉行きはキャンセル。
いつも覗くyoo-sann のブログにも会葬に出かける記事。この季節例年ながら逝く人が多い。
・ 今回の震災では被災者の方々と復興を共有したいという気持ちは万人の願いであるけれども、具体策が見当たらないのも大勢のジレンマである。そこに消費税8パーセント説がでてきたので、いまの気持ちにぴったりで、すぐにでも実施したいくらいだ。だが賛否交々だろうが、それは政治に不信があるから。彼らは1度手に入れたら、どうにでもするペテン師だから。消費税の導入の言いわけからしていまは不明。(竹下政権下で、福祉税として導入)
わたしは継続的に復興に携わっていたいのである。
だからと言って、募金の連呼が際限もなくいたるところで迫ってくるのには、脅かされる。素通りする罪悪感がある。それにしても、いまだに義捐金が棚上げ状態で、被災者に届いていないのはおかしい。直後に救援金を差し出したのはすぐに役立ててもらいたいからだった。避難場所にいる人たちがまだいるというのに、一向に手当てがなされないのはなぜ?
集まった大金を前に担当者たちは、自分達の特権とでも勘違いしていなければいいが。
日常生活にもテレビをはじめ震災、原発の情報が流布しているうえに、万事自粛方向で、折角の花見まで網が被った有様で、疲弊している。明るい気分を取り戻して、元気になって復興に役立ちたいのを、ひとりよがリとは考えない。