Wed. please come in

  口笛を吹いてふうわり門前のばらをなでつつ消えてしまえり



diary
☆ 梅雨の合間のバラやたっぷりとした小花の鉢は、門前に置いて道行く人々へ愛嬌を送っている。あさなゆうなの掃除にも力が入る。
長い雪の季節に耐えられるのは、この喜びが約束されているから。いままさに幸福な日々の真っ盛り。知る人も知らない人も花にかかわる話題にたちどまる。
ウォーキングのご夫婦が立ち去った後には、出勤するお隣さんを見送り、登校する小学生からおはようございます、と声をかけられて、手を振る。勤めを持っていたころには、考えも及ばなかった。
遠出の旅が思うにまかせないので、こんなたのしみをみのがさなくてすんだ、と思おう。
☆ 結局県展には行かずじまい。入場券は出品料に付いてきたのに、落選には思いのほか落胆していたのだな。今日で公開は終わったので、後の祭り。