Tue. 独裁者

   戸賀湾の春の潮を吐き出して海鼠は青き心秘めたり



あいまいな空色のせいで、駒ケ岳はうすらぼんやりだが詞的である




大雪原の中に立つと誰でも独裁者になる、平和主義者のHさんでも。部屋にかえったら笑いを誘ったショットでした


春の海鼠
待ちに待った海鼠つりから弟の贈り物
diary
小雨
☆ 介護保険認定の更新の面接に担当者が来訪、結果は1ヶ月後に郵送されるそう。
☆ 気温が上がって雪解けがすすんできた。草木の芽出しが待たれるのだが、手放しで喜んでいる訳でもない。どちらかと言えば、冬に向かう逼迫感が気性にあう。迎え撃つ力がみなぎる。
 庭に蔓を伸ばした山葡萄の不作を見ながら、山の動物たちの空腹を心配しながら身近に感じているこの土地のくらしが性にあう。
 これから老いて行く先を思うと、雪の無い東京に移ろうか、雪掻きの無いマンションを選ぼうかと散々迷うのだが、結局この家に住みぬく覚悟ができてくる。