Mon. 竿燈 鬼ユリ
diary It's overcast.
たび
秋田竿燈通り・今日が最終日
おはやしの笛や太鼓は女性もいける
入場は灯した竿燈の上下をかついで。おはやしの中で高揚している
☆ 観光の方は、竿燈が神への祈りである姿を堪能してほしい。
小若の小学生や幼稚園児がお囃子やさしてで参加しているが、この意味を知っている。これは日ごろ竿燈会が中心になって各町内会で練習をし指導しているからである。講習会に出席しないと、参加の資格はない。
各町内は提灯の絵柄を受け継ぎ、誇り高いのである。
一方大若も酒を飲んだり、さわいだりはしない。この敬虔な雰囲気を体感して県民の1面を感得していただければ、足を運んでいただいたというものであります。
ちなみに青森五所川原のたちねぶたの様子は、男も女もビール缶を片手に盛り上がり、傍らには子供たちも一緒に練り歩くのでした。2度と行くまいと感じた祭りでした。当事者のみの行事に限り、広く観光客に披露すべき体ではありません。神の不在の祭りは抜け殻。
この後味の悪さに後日わたしは、観光課に電話を入れずにはいられませんでした。
日本中の各地の祭りはこの点はどうなのだろうか。柳田、折口の民俗学の流れをくむものの遺伝子がうずくのである。