Fri. つぼみ

小公園
        
        2階の窓のガラスごしに ベンチにも雪が積もって鳥の姿はまだおとずれません



MYGARDEN
                  
                  シャクナゲのつぼみがいっぱい 5がつがまたれます



                            
                            和シャクながら葉のかたちにちがいがみえます



                    
                    かってきましたガーディンシクラメン いまはガーディンテーブルが花壇

☆ ひととおり片付いた庭を窓越しに眺めながら、午睡に入る体勢で矢田津世子を読みます。6編の短編集です。一気に読み終えるのは惜しい気がしてすこしだけにしても残りのほうが少なくなりました。
 どれもが妾とその周辺の人物の心象描写がこまやかに展開しています。矢田さんはなぜこの世界にこだわったのだろうかという読み方はしないようにします。
 実際彼女は文壇では妾の子供ではないかという噂があったみたいです。
 美形であったことも格好の餌食にされたのかもしれません。30代で早逝したのは彼女自身が小説の中にいたようなものでしょうか。いやいやそれはどうでもよいことです。