Tue. 柴灯まつり2

  雪の積む石の階段踏みしめて鬼にあわんと闇裂きてゆく

DIARY
We have calm weather, it's no snow and no wind but it's no sunlight too.
たび

        


          


          


はな模様        
          
          シダレノボタン  大潟村

☆ 長年の念願かなって雪の夜のなまはげに会いに真山にたどりついた。全山鬼の気配が充満する闇に身震いを覚え、鬼を迎える婆の身構えが出来ていた。まさに古稀に足を踏み入れるような勇壮な昂ぶりと言ってもいい。
 ここでバッテリーは切れて、鬼の写真は残らない。そうだわれらなまはげの末裔はその身を曝してはならないのだ。まして鬼を被写体に、とは。納得して深夜山を後にした。

☆ ごっつお
 この日大館ではお昼に比内地鶏の弁当が振舞われたが、温かいままでいただけた。格別。
 そして夜は真山でテントの中でだまこ餅をチョイス。バッテリー切れで写真はゴメンナサイ。
 これは秋田の郷土料理、きりたんぽに替えて鍋にだまこ、と言って半殺しにしたご飯をピンポン玉大にまるめて煮込む。地元の主婦たちがシェフだから、本物。冷えた体に美味しかった。
 帰って朝作り置きしたきりたんぽを食べ比べてみたら、比内地鶏づくしのこちらがしっかりした味わい。つまり食はタイミングが物を言うってことで、普段の鶏肉でも時によっては美味しくいただけるのであった。