Wed. 追憶のさくら
鶴岡公園・木道をゆくおつれさんたち姿勢がきれい 水中ウオーキング、太極拳といそしんでいらっしゃる
我が家・雨
のびていました だれがうえてくれたっけ こぶりのはな
忘れな草ふえたらいいなにわいっぱいに東菊も
◎ 殊勝にもなにかと来し方を振り返る。小学校の共学時代の級友に謝りたいと思うことがある。今でいうあれがいじめだったんだわ。しかし、しかしである。あやまることはないな、という事実を知った。
私はあるとき彼ら彼女ら級友の集団に排除されていたのである。しっかりおとしまえをうけていたのである。当時は勿論最近まで知らなかったことに唖然とした。彼ら彼女らの結束の見事さにである。鈍感な自分にである。
もし知ってしまったらこれは事件を起こしかねなかった。きっと刺したにちがいない。かわいそうなわたしのことを。徒党を組む醜い集団を。グループ学習に執着した担任を。今も昔も小学生には危険がいっぱい。
あの時代の小学生は集団行動をとるという生き延びる知恵を育んでいたのね。
結局多勢の中に孤立する私は、烏合の衆という言葉を知ったときに生きるスタイルを選んだ。小学生時代にである。