Thu. 中上健次

  花の下そぞろあるきの列の中われも歩ごとに浄らかになる

エレクトラ・・中上健次の生涯、を読んでいるがなかなかはかどらない。とても睡眠剤がわりにはならない。1行読んでパタリととじる。心拍数が上がってダメ。こんな安上がりな本は初めて。読み終えるまでどれだけかかるか見当もつかん。だからと言って止めるわけにもいかん。高山文彦の筆の勢いなのか、中上健次の人物の破天荒ぶりかたぶん両方だろうけれども。
中上健次の本は読んだことがない。が、なぜ書店に並んでいるのでもないのに、とりよせてもらったのにはわけがある。産経新聞に切り替えたら書評がおもしろい。パワーのある担当者がいるに違いない。取り寄せが続いてる。
ところで、当の中上健次の本は読めそうにない。本書に引用されている中上の文が突っ張っている?といった感じで46歳で逝った彼より以前の年齢でないと体力で負ける。
エレクトラとは、ギリシャ悲劇だという。
初めて税務署に入った。確定申告を持参、というより自力でまとめてみたのです。はたして通過するでしょうか。