Sun. 蓮

  大輪の蓮をつぎつぎ咲かせつつ朝(あした)の濠を吹き抜けにけり
    
蓮3連目。見あきない美しさ。つい最近までは、盆花の印象が強すぎて、本当には見ていなかった。葉のゆったりした大きさはこの上に乗って瞑想するのにふさわしい。浄土世界の暮らしを託していい。近頃になってようやく既成概念から離れられるようになった。年とることは悪くない。人物に対しても第一印象に振り回されなくなったと言い切れます。