Thu. ハクレン ・ さくらそう





essay・イングリッシュガーディン
イングリッシュガーディンは花が溢れているイメージで憧れるが、行けばその通りで公園はバラを中心に手入れがよく行き届いている。低い垣に仕切られた庭は隣家と一体で、一軒一軒は狭くても住宅地の庭は広かった。
嵐が丘にあった教会を訪れた時、シスター数人がパンジーを数鉢終わった何かの株と植え替えていた。そうか、こうしていつも花のある風景がキープされていたのか。目から鱗だった。
帰って我が家の庭に立てば随分雰囲気が違う。花はあるがこちらの主役は宿根草。季節の変化の驚きの宇宙。これはこれで捨てがたい、というよりは毎朝の探索がたのしみな日本の庭。