Mon. 雲洞庵

diary
It's cloudy. Hou long will this weather last?
I'm going to go to enjoy the autumn leavers the day after tomorrow.
たび

     
     はじめに目に飛び込んだのは雲洞庵の篆刻の額
     見慣れた雲洞石龍禅師の文字と義父の篆刻



     
     青年文雄が雲水として自らに向かったであろう座禅堂





山門、確かにたずねてきましたよ



花模様

ダリア

☆ 長年心に抱いてきた雲洞庵にたどり着いた。義父文雄和尚が雲水として過ごし、師匠として導かれ、終生敬愛した石龍禅師の分身にひとしい永平寺総持寺に次ぐ越後、東北北海道エリアの修業の寺という。
 頼みの3人の息子はまだ足を踏み入れたことのない山門の前に立って、感慨も一入であった。
 長男の夫は患う身であり、二男はすでに亡く、寺を継いでいる3男は、新潟への切符を手にしてその日、地震で足止めを食らったままでいるので、嫁のわたしが最初の訪問者となった。というのも、1年前夫と二人で企画しながらそのあと入院するはめになった彼の思いを携えての一人旅である。
 境内や堂内に掲げられた数多の額は師匠と父の手によるもので、大きなお二人の気の流れる世界。新井勝龍方丈さまのお話によると、父は1週間ほど泊まり込んで没頭したこともあったそうだ。文雄和尚のご縁の人に逢うことは思ってもいなかったと突然の訪問を仰る。有難いお言葉を戴いた。
 弟の助言を受けて、菓子と御香料を上げて作法を果たした。
 たまたま大曲からの参拝のご婦人に少し話したら、これも何かのご縁と喜んで下さり、まだ幼女のお孫さんに数珠を選んで求められたとピンクの初々しいのを見せてくれた、これも思い出に残ることであろう。17号台風にもあわずに秋田に帰ったら、闇の中の雨に、ほっとした。
☆ 今日キョウコが午後に着くというメールを入れていたが、どうなるかしら、心配だが、まずノリさんに報告に出かけます。