Sat. みそはぎと猫

  盂蘭盆会すぎてみそはぎゆれる下猫がゆっくり通り過ぎたり


みぞはぎかと思うがみそはぎ、といってきた。盆花のひとつとして供えてきた。水辺の花だったから、水か溝かのどちらかだと思うのだが。ここは清音でゆく。
熱暑がぶりかえった、30度をとうに越してる。グリーンには誰からも声がかからない。Sさんに挑戦のしようがないのは残念だが、洗濯物を干しに庭にでるのも躊躇してる。
弟は船を出したらしい。釣果のほどはいかがかしら。男鹿沖は鯛の回遊の最盛期ではないのかしら。だからと言ってあの小さな針を見つけてくれるかどうかは、鯛だけが知っている。兄は余命を告げられたと言う。
男鹿沖に出でし弟たゆたいて兄の余命をひとり釣るらん
夕方小鯛を届けてくれた。明日も行くと言う、調子づいたな。