Tue. 拓真館

  廃校の体育館のギャラリーにラベンダー咲く新雪が積む


前田真三氏の写真館。氏は富田ファームのラベンダーを写真で世に出して転作から救ったきっかけの写真家。富良野、美瑛の四季をさまざまな角度から写真に収め、風景写真の金字塔を樹立。
北海道に魂を奪われたひとりだろう。
2010年のカレンダーと写真雑誌を買ってこの旅の記念に、そして風景写真のジャンルに1歩を踏みこんだ気分。写真館の入場料はありませんでした。これはノリさんが撮ってくれた唯一のショット。


拓真館の2階の窓から。ここに広がるラベンダー畑と樹木は真三氏自らの設計で自ら植え始めたと説明を受けた。ここに夢を具現化できた氏は幸福者。写真家としての技もさることながら人間味の魅力があったに違いない。拓真館は廃校を利用したのだそう。地元の人々との交流なくしてはあり得なかったのではあるまいか。
あきた文学資料館でreikosanと秋田の歌人石田玲水展をのぞく。そこでtakashimasanに出会う。