Sun. 夏花壇

蘇える奇跡ゆだねし命をぞ叶えられたり君笑み給う

すっかり笑顔を取り戻したノリさん。善人の顔だなあ。この人とつきあって以来、権謀術数のこころを見たことが無い。むしろこの方面には稚拙すぎるのではないのか、と。
この人格は宗教の家に生まれて、継ぐべき子として育まれながら、自分の生き方を貫き通したのとどう関連するのでしょうか。これは大変な戦いのはずだったろうのに、柔弱の手法を天性のものとして味方につけたのは、彼らしい。

チューリップの季節は早春の雪国の人々をワクワクさせてくれた。いま夏花壇に一変して、どこか外国の公園を歩いてる気分。この労力と投資に感謝してよく訪れる。近いことも、レストランもいい。花壇の向うには、グランドゴルフ場がある。仲間のSさんのお気に入りで誘われてる。
遅い昼を温泉プラザで。ノリさん生ビールをお代わり。刺身定食、今日も取り合わせがよかった。男鹿産の天然の鯛、ひらめ、メバル、烏賊など。定食にしては高めで、とレストランの方は恐縮していたが、そんなことは無いと思う。私の好物は石焼マーボー豆腐。韓国味はここでしか知らない。他に中華のメニューがお薦めとか。いい板さんが入ったらしい。次はこれらを頂こう。
帰ったところに丁度実家の一団がやって来た。ノリさんは今日も兄に会いたがっていたが、遠出は心配なので次回まわしに納得してもらったところだった。行けば会えなかった。その兄が再入院したという。