Sun. 丁子草

   きっと元気でいるかと思う丁子草植えくれしひとの音信なくも


       
       茶花の雄・・雨の日の籠りでも、野立てにでも






今年はこの牡丹だけに花
essay ・ 贈り物
贈り物は贈る人の喜びでもあるそうで、アイデアが人柄をしのばせる。
宿根草や花木は季節がくれば贈り主を思い出す。遠くに住む人には電話するきっかけにもなるし、すでに亡くなった人は名言や花談義が毎年季節とともにやってくる。そう思って庭を見まわすと、随分記念となっている草木が多い。
花束や花篭のプレゼントは写真に残しておくと末長く記念となることを知った。写真が気軽に撮れるいまどきだからできる。贈られた花篭ばかりではなく、贈るのも写真で残せばなつかしさがよみがえる。